
さて、目的地の “龍源寺間歩”
入場料400円也
車で進入可能なところからこの入り口まで登り坂をダラダラと随分歩かされます。。。
レンタル自転車を使う人もたくさんいました

江戸時代から栄えていた銀採掘のための坑道は、手作業で開かれたものです。
中はひんやりと涼しいのですが、当時の採掘工の技術と根性が感じられます。。。

龍源寺間歩は江戸時代前期には大久保間歩に次ぐ大坑道で、昭和18年まで稼働していたのです。
つまり、400年にわたって採掘されてきた世界有数の鉱山遺跡です。

大航海時代の世界地図には既に 石見の銀鉱山の場所が記されています。
16世紀半ばから17世紀初めには、世界の産出量の約3分の1を占めた日本銀の多くは
石見で産出されたものだったのです。。。


当時の人は背が低かったこともあり、坑道内はかなり屈んで歩かねばなりません。。。



2007年7月、鉱山遺跡ではアジアで初めての世界遺産に登録されました。。。