錆との戦いは今日も続く

日産パオの走行距離、50万㎞を超えました・・・

正月に大黒荘で河豚料理を頂いた頃は呑気でした

 

 現在コロナウイルス感染予防のため外出自粛ムードですが、正月頃はまだ呑気に新年会など開いておりました。

 山口県下関市は河豚(※当地では“ふく”と濁らないなどと言われますが、下関市内に実家のある私は“ふぐ”と普通に濁って発音しております。地元民の半数以上は“ふぐ”と濁って発音していると思います。テレビの情報は嘘ばかりですね。)で有名ですが、全国的に有名なのは“春帆楼”(↓)。

一度だけ行ったことがありますが、確かに高級料亭の“圧”を感じるお店です。お値段も当然お高めですね。 

www.shunpanro.com

 豊臣秀吉が河豚禁食令を出してから明治の世まで一般的には長らく食べられることのなかった毒魚ですが、実際には禁令は表向きで、下関の庶民は昔からふぐを食していました。
若き日、高杉晋作らと食べてその味を知っていた伊藤博文は、初めてのような顔をして「こりゃあ美味い」と賞賛。翌明治21年(1888)には、当時の山口県令(知事)原保太郎に命じて禁を解かせ、春帆楼はふぐ料理公許第一号として広く知られるようになりました。

 

・・・しかし、地元の通は知っています・・・

「もっと安くて美味しい店があるんです」

 

春帆楼が不味いと言っているのではありませんが、半分以下のお値段でもっと美味しくいただける店があるんです。

そのひとつが【大黒荘】です。

おそらく全国的には無名だと思われますし、山口県民でも知っている人は少ないかもしれません。私も大人になって知り合いに教えて貰うまではまるで知りませんでした。

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 下関市の繁華街からは離れた場所にあるのですが、下関駅から徒歩20分程度で着きますので、さほど不便な場所でもありません。むしろ現在の下関駅の方が昔は田舎であり、今の大黒荘があるあたりの方が明治時代頃までは栄えていたのではないでしょうか。

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 【御旅館】とありますが、泊まれるのかどうか尋ねたこともありません。

 

goo.gl

  

 

 コース料理で¥12000円程度。

ふぐ皮のにこごり、ふぐ刺し、ふぐ鍋、ふぐの唐揚げとお腹いっぱいになるほどの料理が次々運ばれてくるのです。

繰り返し言いますが、ここの料理は【美味しい!】 

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 ふぐ刺しは春帆楼の方が綺麗に(芸術的に)盛りつけられておりますが、ふぐは“味”ですから。普段スーパーで買っているふぐ刺しのパックは、ふぐの味ではなくポン酢の味だと思っています。

この店に初めて来た時に、ようやくふぐの味を知ったような気がします。

 

 なにより、コースに“ひれ酒飲み放題”が含まれていることが、この店のコストパフォーマンスです。

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 マッチで火を付けると“ぽん!”と綺麗な音が鳴ってくれます。非常に良い味です。

(いつも5~6杯は呑んでしまいますが、不思議なことに酔いつぶれたことは一度もありません)

 

 ふぐの白子は別料金(※たしか3000円程度)ですが、鍋に入れると特別感が増します。(お勧めです)

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 ひれの炙り方が普通とは違うんですかね。。。

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 本当の河豚🐡料理を味わいたいなら、県外からでもわざわざ来る価値のあるお店です。

※ただし古めかしいですよ(見た目も匂いも)

 

寒いうちが河豚のシーズンですから、コロナウイルスが収束したころにはシーズンオフかもしれませんがね・・・。

 

 

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