お盆休み終了
週末に年休をいただき、今日まで連休。
実家に帰って墓参りなどしておりましたが、明日からまた仕事です。
昨年までいた職場では毎日昼も夜もなく働き、年休をとることすら憚(はばか)られ、一日休んだだけでも翌日の机の上や机の周りに書類の山ができてしまう状況でありましたが、転職したおかげで(安定した収入と引き換えに)普通に休みが消化できるようになりました。
しかしそれでも悲しいかな、私を含む日本人は仕事に関して“真面目”なので、自分が休むことで他の人にかかる負担をどうしても考えてしまい、周囲とのバランスをとるような発想から抜けることはありませんね。
人生は長い修行の道?
おフランスのバカンス事情について
【日本の常識は世界の非常識?】
諸外国の事情をそのまま日本に持ち込むことはできませんが、どうしても日本は地理的に隔絶された島国で、しかも“日本語”という特殊な言語事情のために、【ガラパゴス化】しがちなのでしょう。
それでも遠い国の考え方から学ぶことはあるはずで。。。
国民がほぼ一斉に3週間もの休みを取ってしまい、社会は回るのか?という疑問がどうしても浮かんでしまうのですが、【社会が通常通り回っていなければならない】というのは日本人特有の呪いのようなものかもしれません。
『何か問題が生じれば誰が責任を取るのか!?』
となってしまいがちですが、フランスでは警察と軍隊以外は自由にバカンスを取ってしまうので、8月には医者がいない事態が生じてしまう。それでもそれを普通のこととして毎年受け入れているのが日本の国民性と全く違うところですね。つまり、問題が生じても誰も責任を取らなくてよいのです。(一応、総合病院には研修医やインターンがいるそうですが)
クレーマーが日本社会をゆがめているともいわれますが、日本人の多くは「責任論」の呪いから抜けられなくなっています。
日本がバカンスをとる国になってしまえば、もっと貧しくギスギスした社会になりますかね・・・? 案外暮らしやすい国になったりして。
収入が減ったら減ったなりの生活ができると最近思っております。