大伽藍
「伽藍」とは、「僧たちが集まって修行する清浄な場」を意味する「サンガーラーマ」の漢訳「僧伽藍」を略した言葉で、寺院もしくは寺院の建造物を意味します。
このあたり(↓)は少し紅葉が始まっておりましたが、今年の紅葉は例年より1~2週間ほど遅れているそうです。
高野山の大伽藍は奥之院とともに高野山の二大霊場のひとつであり、全山の中心となる根本大塔や金堂をはじめ、弘法大師の御影を祀る御影堂、高野山開創の伝承にまつわる「三鈷の松」(弘法大師が唐から帰国する際に投じた三鈷がかかっていたという)、地主神である丹生明神・高野明神を祀る山王院(御社)、国宝の不動堂、その他、西塔・愛染堂・准胝堂・孔雀堂・六角経蔵などが建ち並びます。
因みに、もともと金剛峯寺は高野山一山の総称であり、その中心が大伽藍。
世界の中心、根本大塔が見えてきましたが、雨も降り始めました・・・
扉近くに座っている人の大きさと比べていただくと分かると思うのですが、この根本大塔、大きい!です。
ちなみに入塔料金は¥200
そしてすぐ隣の金堂へ。
一説によると、819年に創建されたようですが、高野山も度重なる火事に見舞われ、現在の金堂は昭和7年に再建されたもの。これが7度目の再建だったそうです。
金堂の拝観料も¥200
金堂から出てみると、外は土砂降り・・・
土砂降りなのに傘を忘れてきた人・・・(↑)
この点、旅行慣れした外国人観光客は、すぐにレインコートを羽織っておりました。
せっかくの観光で雨になったことを悲しんでおりましたが、なんだか良い写真が撮れたりもして・・・
今回の旅行で1400枚程度撮影した中でも、かなりお気に入りの写真です(↑)
LX100m2、防滴性能はありませんが、さほど気にしないのがスナップ撮影のポイントです。
しばらくは金堂の軒下で(休憩がてら)雨をしのいでおりましたが、いつまでジッとしていても仕方が無いので、傘を差してまた歩き始めたのでした。
※高野山その5へ続く・・・