真言宗桜山南原寺
今週のお題「紅葉」
県内で紅葉を求めて隣市へ行ってみたのですが・・・
今年は日本中どこでも本当に紅葉が遅れているらしく・・・やや期待外れでした。
桜山南原寺。ここは聖徳太子が全国に四十六ヶ寺を建立されたうちの一ヶ寺。
その後、平安時代初期には真言密教の聖地として隆盛を極めたようですが、実際にこの地へ来てみると、あまりにも山奥(そもそも都から見れば山口県という僻地のさらに奥)なので、当時の国家観、スケールに不思議な感慨を覚えます。
縁の人物としては、推古天皇、神功皇后、聖徳太子、花山法皇(※この地で崩御)、空海など歴史上の人物の名前が並びます。
秋晴れのこの日は絶好の撮影日和ですが、レンズを向けたくなるような紅葉はごく一部でした。
「閻魔堂」。上のふたつの御紋の並びは、真言密教の聖地である高野山でつい先日みかけたものと同じですね。空海もこの地を訪れたそうです。
【南原寺】はもともと【難を払う】の意で難払寺と記されたようです。
コンパクトなデジカメでは望遠撮影は厳しいのですが・・・
接写には強いですね。