我が家の車は三角窓標準装備です
“三角窓”というもの自体、最近の若い人は知らないんだろうなぁ・・・。
昭和40年代頃までは多くの車に採用されていたもので、開閉することで強制的に換気を行う機能部品のひとつです。車にエアコンが装備されていない時代、あるいは装備されていても信頼性に欠けていた時代においては、この“強制的に換気”という装置が活躍したのです。
※我が家の車(↓)。サイドミラーには紫陽花がたくさん映っています。
『ただの小さい窓じゃないか!?』と言われるかもしれませんが、構造的に普通の窓とは全く異なります。
三角窓は強制換気機能部品なんです
上下に開くのではなく、写真(↑)のように、垂直軸に90度以上ガバッと開けるのが、強制的換気のポイントになります。
つまり、車の横を流れる空気を無理矢理車内に取り込むわけです。
運転席側の三角窓を開ければ、ハンドル付近からダッシュボード方向(つまり横方向)に強い風がながれてきます。車内を空気がぐるぐる巡るような感じですね。
アンティークでノスタルジックな見た目が良いのですが、機能的にも非常に優れたものなのです。
これもある意味、アナログ・・・ いや、エコかな
雨漏りするけどね・・・