尾道と言えば“坂の街”。
そして細い路地の多い街は自然と猫の街になっていきます。
快晴で日の光が強い時には隠れておりますが、少し日差しが柔らかくなれば、どこからともなく猫が現れてくるものです。
猫の良さは、人間に近づいてくれるところですね。
もちろんイヌのように単純に近づいたり吠えたりという風情ではなく、どこか警戒しつつもある種対等な感覚でこちらを見ていたりもします。
家で飼うのであれば“犬派”なのですが、写真の被写体としては“猫派”ですね。
この写真（↑）、私が１５年以上デジカメ撮影してきた中でもかなりのお気に入り猫です。 ・・・なんだか、喧嘩が強そうで・・・風格があります。このあたりのボスなのかな・・・
（※過去にアップした写真を含みます）
猫目は明るいところだと縦長に細くなってしまい、可愛さが損なわれるのですが、内面の厳しさが見える気もしてきます。
坂の街の猫たちは魅力的です。
県外移動の自粛期間が明ければ、またカメラを持って坂の街へ行ってきます。
（今度は大きくて重い一眼ではなく、コンパクトなやつで・・・）
いくつかの猫スポットとして、実家の墓があるお寺によく行くのですが、瀬戸内海の離島もそこに漁村があればほぼ間違いなく猫のすみかとなっております。
野良は野良なのですが、島のお爺ちゃんやお婆ちゃんが餌を与えるなど可愛がるので、さほど厳つい感じではありません。
猫なりにそれぞれ落ち着く場所があるようです。
魚目当てで港には猫が集まりますが、漁から帰ってくる時間帯をだいたい分かっているそうで・・・
それ以外の時間は基本的にのんびり過ごしております。
撮影のためだけに島へ行くわけではなく、荷物は最小限にしたいので、大きなカメラは持って行きません。主にコンパクトデジカメで撮影します。
ファインダーは覗かず、だいたいのあたりをとって適当にシャッターを押しています。
スナップショットには一眼レフよりコンパクトデジカメですね。
瀬戸内海にはたくさんの島があって、そのうちのいくつかは観光客を積極的に受け入れておりますが、今度どこかの島へ行くのはコロナウィルス騒動が収まってからですね・・・
とうぶんは引きこもり生活の週末ですが、これはこれでそんなに悪くないとも思っていたりして・・・
のんびり物事を考えたり、あれこれと片付けをしたり・・・
今までサボっていたことをやってみるには良い期間ですね。
小説もダウンロードで読める時代になりましたし。
何か一冊読んでみましょうか。
１０年前くらいの猫写真です。
この写真は尾道の路地でなにげに撮ったものですが、のちにオリンパス本社で飾っていただいたことがあります。その後、ミニ写真集まで作っていただきました。
また猫の街へ旅行に行きたい・・・
とりあえず県内で墓参りの時に撮った猫写真を。
野良は野良の顔をしています。そんな野良の表情の方が被写体としては好みです。
墓場って猫にとっては住みやすいんでしょうね。
東京の墓地にも猫がたくさん住んでいました。
野良の面構え。
これは角島で撮ったもの。
このころはＥ－３０というカメラを使っていたのですが、なりが大きいわりに写りは眠いという世間の悪評でした。
それでもかえって味のある写りになったりもしたものです。
アスファルトにちょこんと座る二匹の猫。・・・双子だと思う。
ぜったい双子だと思う。
まったく同じ動き。
しばらく遊んでくれました。
そもそもオリンパスのカメラを好きになった理由のひとつは、動物カメラマンの岩合光昭さんがオリ使いだったこともあって・・・
今でもオリンパス党です。
最近の岩合さんはすっかり猫写真家ですけどね。。。
猫科です。
