秋吉台カルストロード
長者が森へ
秋吉台をドライブしていると、不自然にこんもりとした森が目に付きます。
ここは【長者が森】と呼ばれているところ。撮影スポットでもありますが、“まんが日本昔話”でも紹介されております。
この土地に居た長者がぬかるんだ道を歩かせるために、蕎麦俵を地面に敷き詰めて罰が当たった、というようなお話・・・。
奢れる者久しからず。食べ物を粗末にしてはいけませんね・・・。
壇ノ浦の合戦に敗れた落ち武者がここに居を構えた、という伝説もあり、その跡地に残る不思議な森でもあります。
山口県は九州との間に壇ノ浦、つまり関門海峡を挟んでおりますので、県内いたるところに平家の落人伝説があります。維新の志士だけでなく、意外と古くからの歴史の街なんです。
撮影日和なのは良いのですが、今年は暖冬が度を超していて、冬の風情や季節感がありませんね。雪の写真は諦めた方が良さそうです。
この時点で走行距離、452002km
ファンベルトがきゅるきゅる鳴き始めました・・・