錆との戦いは今日も続く

日産パオの走行距離、50万㎞を超えました・・・

奥の院は戦国武将好きにはたまらないスポットでした。 :高野山その12

 奥の院、戦国武将編

 さらに歩みを進めます。

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1200年の時をまたぐような道ですが、バリアフリーとまではいかないまでも、それなりに整備はされておりますので車いすを押す姿も何度か見かけました。年配の方も頑張って歩いておりました。

 

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※暗所に強いコンパクトデジカメ(LX100m2)本領発揮

 

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この地に大きな墓を建てると言うことは、来世への強い思いがあるだけでなく、その権威・地位・財力があってのことです。

 

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伊達政宗墓所

戦国武将有名どころの墓を見るとやはり(不謹慎ながら)テンションが上がります。

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 堀尾吉晴信長の野望でよく見かけた名前です。

安土桃山時代尾張の武将。豊臣秀吉に仕えて、慶長3年(1598)三中老の一人となった。関ヶ原の戦いでは徳川方。松江城を築城。

 

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 墓碑に刻まれた文字が長い歳月により消えてしまったものも多いのです

 

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 石田三成

 

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明智光秀!  今度、大河ドラマの主人公になりますね。

戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。かなりの文化人でもあった様子。 戦国大名織田信長に見出されて重臣に取り立てられるのですが、本能寺の変を起こしてしまいます。直後に中国大返しにより戻った羽柴秀吉山崎の戦いで敗れ、一説では、落ちていく途中、落ち武者狩りで殺害されたとも致命傷を受けて自害したともされます。

 

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 神聖な土地・・・

 

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 本多忠勝

 

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次から次へ、歴史上の有力者の名前が続きます。

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 大阪市老人クラブ連合會!

 (金あるなぁ・・・)

  

 

 

 

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宿坊「一乗院」の精進料理(夕食編) :高野山その8

 一乗院は食事が素晴らしい

 宿坊のタイムスケジュールは早い。夕食に間に合うように大浴場に入り、17時にはスタンバイOK。

 18時前にはお食事用の部屋へ。既に修行中のお坊さんがせっせと精進料理のお膳を並べておりました。高野山大学出身なのかな・・・。文学部密教学科、というのがあるそうです。寮生活の様子もブラタモリで紹介されてましたね。いろんな青春があります。ご苦労様です。

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このお部屋がまた素晴らしい。

内心「まじか!?」と驚きました。

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LX100m2にて撮影

金襖でやや暗めの照明。対面の襖は鶴の絵でした。

(※LX100m2は暗所に強いカメラです)

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精進料理ですので、肉や野菜はないのですが、かといって物足りない感じはありませんでした。

 

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料理のひとつひとつが非常によく考えられており、見た目にも楽しく、味はどれも上品です。

 

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当たり前ですが、季節ごとに献立が変わるようです。今は【神無月の「秋山吹」御献立」、秋の幸を。

 

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土瓶蒸しには松茸。香り豊かです。

 

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そして高野山と言えばお豆腐。絶品ですよ。

 栗ご飯(↓)

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料理が確かな土地は文化水準が高いということですね。

 

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紅葉の天ぷらなんて、初めて見ました。

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これまで国内あちこちの観光地で様々な料理をいただいてきましたが、高野山一乗院の精進料理は記憶にも残るものになりました。高野山の奥深さが料理に表れています。肉をがっつり食べたいという人以外にはお勧めですよ。

 

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※ちなみに、夕食のあとにもう一度お風呂に入りました。

 自分で撮影はできませんが、旅行系サイトの写真(↓)が参考になると思います。

 私が泊った部屋にはお風呂はありませんが、大浴場があれば部屋の風呂は使いませんので同じことですね。この日は土曜日で、おそらく部屋は埋まっていたはずですが、一乗院は部屋数自体がさほど多くないこともあって、大浴場で込み合って困るということはなかったですね。それに、たまたまかもしれませんが、一乗院は外国人客が少なめだと感じました。(多くても構いませんが・・・)

中浴場

 

  

  

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土砂降りの根本大塔・・・ :高野山その4

 大伽藍

 「伽藍」とは、「僧たちが集まって修行する清浄な場」を意味する「サンガーラーマ」の漢訳「僧伽藍」を略した言葉で、寺院もしくは寺院の建造物を意味します。 

このあたり(↓)は少し紅葉が始まっておりましたが、今年の紅葉は例年より1~2週間ほど遅れているそうです。

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LX100m2にて撮影

高野山の大伽藍は奥之院とともに高野山の二大霊場のひとつであり、全山の中心となる根本大塔や金堂をはじめ、弘法大師の御影を祀る御影堂、高野山開創の伝承にまつわる「三鈷の松」(弘法大師が唐から帰国する際に投じた三鈷がかかっていたという)、地主神である丹生明神・高野明神を祀る山王院(御社)、国宝の不動堂、その他、西塔・愛染堂・准胝堂・孔雀堂・六角経蔵などが建ち並びます。
因みに、もともと金剛峯寺高野山一山の総称であり、その中心が大伽藍。

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世界の中心、根本大塔が見えてきましたが、雨も降り始めました・・・

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www.wakayama-kanko.or.jp

 

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扉近くに座っている人の大きさと比べていただくと分かると思うのですが、この根本大塔、大きい!です。

 

ちなみに入塔料金は¥200

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内部は荘厳な曼荼羅界の中心に位置する大日如来がおられます。

www.pref.wakayama.lg.jp

 

そしてすぐ隣の金堂へ。

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一説によると、819年に創建されたようですが、高野山も度重なる火事に見舞われ、現在の金堂は昭和7年に再建されたもの。これが7度目の再建だったそうです。

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金堂の拝観料も¥200

 

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金堂から出てみると、外は土砂降り・・・

 

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土砂降りなのに傘を忘れてきた人・・・(↑)

この点、旅行慣れした外国人観光客は、すぐにレインコートを羽織っておりました。

 

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せっかくの観光で雨になったことを悲しんでおりましたが、なんだか良い写真が撮れたりもして・・・

 

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今回の旅行で1400枚程度撮影した中でも、かなりお気に入りの写真です(↑)

LX100m2、防滴性能はありませんが、さほど気にしないのがスナップ撮影のポイントです。

 

しばらくは金堂の軒下で(休憩がてら)雨をしのいでおりましたが、いつまでジッとしていても仕方が無いので、傘を差してまた歩き始めたのでした。

 

高野山その5へ続く・・・

 

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特急こうやから南海電鉄高野山ケーブルカーへ。 :高野山その2

 高野山ケーブルカー

特急こうやを終点極楽橋駅で降りてすぐに南海電鉄高野山ケーブルカーへ。 

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  歩きながらの撮影(↑)では、かなりブレます。これはこのカメラ(LX100m2)の初期設定のまま撮影してしまったことにも原因がありました。本来、このサイズのカメラであれば移動しながらのスナップショットを前提とした設定を(自分で)するべきなのですが、デフォルト設定では、シャッタースピードをなるべく上げないようになっており、1/30を切るSSの写真を連発し、ブレたものも多くなってしまいましたが、これはカメラのせいというより自分の不注意です。  

 

 きちんと立ち止まって撮影すればきれいに写ります。

(※本気で色合いを出そうとするならば、f値を上げてシャッタースピードを落として被写界深度を深めるほうが良いのかもしれませんが、このカメラのウリでもある、広角端でのf値の小ささ(f=1.7)で粘るような初期設定になっておりました。

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 天空の聖地、高野山へ向かうケーブルカーはかなりの斜度であり、当然車体の形状も横から見ると極端な平行四辺形となっております。 

www.nankai.co.jp

 高野山ケーブルカーは、高野線の終着駅である極楽橋駅真言密教の聖地高野山の玄関口である高野山駅を結ぶ路線です。
1930(昭和5)年に開通し、国内でも有数の歴史を誇り、高野山への参拝客はもちろん、高野山にお住まいの方の交通手段としての役割も担ってきました。
全長0.8Km、高低差328mで東京タワーとほぼ同じ高さを約5分で一気に昇ります。

 

終点、高野山駅。

高野山世界遺産に登録されている地であり、日本有数の宗教都市です。

この国で宗教的な意味で「山」と言えば、まずは比叡山のこと。そして高野山です。 

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 ロープウェイは高所恐怖症の人が嫌いますが、このケーブルカーも重度の高所恐怖症の方には厳しいかな・・・

 

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ついに高野山

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目の前にバス停がありますので、さらに10分程度で目的地の宿坊近くに到着です。

家を朝7時に出て、宿坊へ到着したのは13時30分頃・・・。途中、朝食も昼食も電車の中で済ませました。

遠かった・・・

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チェックイン可能な時間は15:00過ぎですので、しばし観光をするつもりでいたのですが、宿坊近くのバス停【高野警察前】にて降りて、目の前の交番を見ていきなりの撮影ポイントと分かりました。

高野幹部交番!(↓)

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(こんな交番なら拘留されてもイイ?)

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さて高野山では一泊だけの予定ですが、ずいぶん前に予約をしたおかげで、人気の【一乗院】にて部屋が取れました。ここは、「お部屋より料理」という評判の宿坊です。

旅行で料理が不味いとすべて台無しだったりしますので・・・

旅行ガイド本にも、料理が紹介されておりました。(↓)

「予約が取れない宿坊寺院の、目にもおいしい精進料理」と書かれています。

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本日の観光目的地は、金剛峯寺や金堂などですのでそのまま向かおうとも思ったのですが、バス停から目的地への道中に宿坊がありましたので、さっそく何枚か撮影をしておりましたところ、若いお坊さんに声を掛けられ、

 

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ダメ元で「先に荷物を預かってもらうことができますか?」と尋ねると快いお返事。
良い宿坊であることがすぐにわかりました。

手荷物を半分程度の軽さにしてから本日の観光スポットへ。(ただしこの時すでに空は暗くなってきており、傘は忘れず持っていくことにしたのでした)

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※次回、金剛峯寺、根本大塔へと続く…

 

足あとのライン素材(靴)

後記)

今回、高野山へ行くにあたり、少し予習をしていきました。

私自身、もともと熱心な仏教徒というわけではありません(※墓参りはよく行きます)が、密教やお遍路さん(四国四十八か所霊場参り)には以前から興味がありましたので、今回いくつか難しい本も読んでみたのですが、結局のところ一番面白かったのは、漫画でしたね・・・

【阿・吽】は日本の真言密教の祖「空海」および比叡山を再興した「最澄」のダブル主人公の漫画ですが、かなりお勧めです。 

  

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