
音戸の瀬戸とは広島県呉市にある本州と倉橋島の間に存在する海峡のことである。幅はわずか90m程度、可航幅が60mしか無く、一日の船舶の通行量は約700隻で、最大で4ノットと潮流が早く、狭い所を広島市と松山市を結ぶ定期船など1000トン級の船が行き交う船舶の往来が激しい海域である。

この海峡は平安時代に日宋貿易の航路として、1167年に平清盛が開削したといわれている。一日で工事を完了させるために夕日を招き返したという伝説がある。また、工事安全祈願のために人柱の代わりに一字一石の経石を海底に沈めたともいわれる。

まあ、それはそれ。