錆との戦いは今日も続く

日産パオの走行距離、50万㎞を超えました・・・

旧車の税金が高すぎるのではないでしょうか?

車検です

本日、車検に出してきました。

毎度おなじみの山口日産へ。(いつもお世話になります)

 

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費用見積もりは13万5千円。

ただし不良個所が見つかれば追加負担のパターンは今回も変わらず。

古い車なので整備費用がかかるのは仕方ないですね。

 

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ディーラーの方はいつも丁寧な仕事をしてくれています。

数年前には吉富会長が私に挨拶してくれまして、古い日産車に乗り続けていることを褒めていただきました。

 

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基本の費用自体はさほど高くないのですが、どうしてもブレーキ周りの分解・清掃・部品交換、あるいは下回りの防錆コーティングなどあれこれ含めるとなかなかのお値段になってしまいます。

 

 

 

 

 整備費用より何とかしてほしいのは、むしろ税負担のほう・・・

日本の自動車関連の税金は古い車にとても厳しいのです。

新車登録から13年を経過した車は、一律に重課税となります。

逆に今どきのエコカーであれば、一時期は相当な減税制度があり、一方の旧車は「環境に悪い」と決めつけられての重課税・・・

自動車税は115%に上がり、自動車重量税に至っては、小型/普通乗用車の場合、初度登録から13年を経過すると139%、18年を経過すると154%に増えるわけで、平成元年車であるパオは重税に苦しむのです。

 

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私のように個人的な趣味で古い車に乗り続ける者は仕方ないとも云われますが、田舎のお年寄りなど長年軽トラを乗りつぶすような方の場合、なんだか「環境に悪い」と重税を課されるのは気の毒な気もします。「愛着のあるモノを長く使い続ける」という精神性が軽んじられている面もあるように悪く受け取りたくもなります。

 

そもそも道路特定財源はとっくに廃止され一般財源化した時点で、自動車重要税などはその根拠を失ったように思われるのですが・・・

 

 ドイツでは製造から30年を経過した車であれば工業文化遺産として扱われ、自動車税車検費用の面で優遇措置があるとのこと。

 

イギリスでは1973年1月1日以前に登録されたヒストリックカーは自動車税を払わなくてよく、2001年より前に登録されたものは年額固定で、排気量が1549cc未満であれば135ポンド(本日のレートで18689円)。日本よりお得です。

 

イタリアでは20年以上経過の車両は「クラシックカー」として認められ、減税対象となる。30年以上(※つまり平成元年車は含まれる!)の車両は免除。

オランダやスウェーデンでも、製造から25年を経過した車は自動車税免除。

 

重い自動車税のイラスト

 

 

もちろん消費税率を含め、国の税制の根本が違いますので、一概に比較はできないのでしょうが、どんどん新車を買わせようとするための税制で、なにか大切なものを失っているような気持にもなるのでした。。。

 

 

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