一乗院
さて、一乗院到着。ここは宿泊客のおもてなし担当のお坊さんと、本堂担当のお坊さんが完全分業制と聞いております。
そんじょそこらのホテルよりもよほど丁寧な対応をしていただけます。
玄関入ってすぐの受付には「information」と書かれており、簡単な英語ならば話せるお坊さんも居るようです。複雑なことでなければ外国人観光客への対応も可能ですね。
受付近くのお部屋。
高野山のすべてのお寺に言えることですが、お香の良い香りがします。
安っぽい鼻に刺さるようなものではなく、きちんとした線香の上品な香りです。
そして客間に案内されました。(↓)
一乗院の中ではスタンダードなお部屋。決して広くはなく、必要最低限の物しかありませんが、宿坊としては充分です。テレビもエアコンもありますが、余計なことはせずに寝るだけの場所と思った方が良いでしょう。(実際この日は20時には寝てしまいました。翌朝の勤行に参加するために早起きの必要があります)
(カミソリや櫛は大浴場にしか置いていませんでしたので要注意)
容赦なく撮影・・・。(御免なさい)
お部屋には一乗院の写真集のような案内本が置かれておりました。
本堂など肝心なところは撮影できませんので助かります。
星空をバックに一乗院を撮影できれば良かったのですが、結局この日は夜中まで雨…
院内の壁面に飾られる日本画もかなりのものです。
中をしばらく彷徨きましたが、隙の無い本当にすばらしい宿です。
※次回、宿坊「一乗院」後編
コンパクトなデジカメはシャッター音など消せますので、こういう場所での撮影には最適です(もちろん撮影禁止と書かれている場所では撮りませんが・・・)