高野山の朝は早い!
まずは日が昇る前に起きます。廊下の照明はオシャレです。
早起きの目的は、朝の勤行(ごんぎょう)への参加。
朝6時30分開始ですが、6時から6時15分までには本堂へ集合。
おそらく宿泊客のほとんどが参加していただろうと思われます。
一組だけ、欧米人カップルの姿あり。本堂へ入る際、お坊さんが「ぐもに(※good morning)」と言っていたのが印象的でした。
観光立国日本、ですね。
さて、肝心の本堂の中は撮影禁止ですので、以下の二枚は写真集冊子やホームページから引っ張ってきております。
まず本堂の中を一周(見学)させてもらえるのですが、撮影禁止の秘仏が大きい物から小さい物までいくつもあり、もちろん曼荼羅や位牌なども並んでおり、これを見るだけでも来た甲斐ありです。ある意味、一乗院の中心部です。
朝6時30分開始。5名程度のお坊さんが本堂の中央に位置し、朝のお経を唱えます。
前半は謳うようなお経。中盤からハッキリと読むようなお経になります。
参加者(宿泊客)は椅子に座ります。(※年配の方や外国人には正座は無理かもしれませんね)
参加者全員に般若心経(フリガナ付き)が配られます。この時のために自宅から数珠を持参しました。
実は私、真言密教の信者ではない(※実家は一応曹洞宗です)のですが、さほどこだわり無く、寺院や神社へ参拝するのが好きなのです。
朝の勤行が終わればすっきりした心持ちで宿坊内を散策します。
高野山の庭を引き立てているのもののひとつは苔ですね。
さて、精進料理(朝食編)です。
私、恥ずかしながら子どもの頃は精進料理という物は質素な料理なのだと思い込んでおりましたが、実際に宿坊の料理を目にすると、これほど手の込んだ料理は他には無いように思われます。(もちろん朝は夕食に比べればシンプルですが)
味は確かです。
夕食よりシンプルとは言え、やっぱり朝から豪華ですよね(↑)。
一乗院の料理、噂どおりで非常に納得しました。
こういうところ(↑)にも宿の品を感じます。
時間が止まっているようなところも面白いですね
※さて、二日目は奥の院へ向かいますよー