またもや猫写真を。宝石のような綺麗な目をしています。わざわざ猫を撮影しようと思ってお出かけすることはほぼないので、偶然の出会いに感謝です。
私がこれまでに購入したカメラのほとんどはオリンパス製のものです。
“コンパクトデジカメ(いわゆるコンデジ)”の範疇のものと“一眼”の範疇のものがありますが、今世間で売れている“フルサイズ”に比べると写りはいまいちらしいです。
オリンパスの一眼は“フォーサーズ”という規格であり、昔のフィルムカメラでいうところの“フィルムのサイズが小さい”ものだと思っていただいて構いません。もちろんデジカメですから中にフィルムが入っているわけではなく、電子的に光を処理する“撮像素子”というものが入っているのですが、そのサイズが小さいわけです。
よく、デジカメの性能を表すのに、“画素数が○○”とか“イメージセンサーが何インチ”とか“ダイナミックレンジが云々”とか言われますが、実は私はそんなことにはあまり興味がありません。ただし、“レンズが明るいかどうか”には興味があります。
これはもう「個人的な好みだから」というしか説明のしようがないのですが、いくら私のような素人が性能の良いカメラを使ったとしても、プロのカメラマンが安物のカメラを使って撮る写真には到底かなわないはず、という思いもあります。
私が20年ほど前から好きだったカメラマンは岩合光昭さん。最近では猫写真家として有名になり、NHKでも【岩合光昭の世界ネコ歩き】という番組をご覧になったことがある方も多いと思われます。その岩合さんが以前からよく使っているカメラがオリンパス製のもの(※動画は別のメーカーを使っていますが)であり、10年以上前の写真集に使われているカメラの性能は、最近のものとは比べものにならないくらい性能の低いものですが、美術館の壁面に大きく引き延ばされた動物写真は、もうカメラの性能なんてまるで関係ない圧倒的なものでした。
かつて岩合さんと言えば、ネコや犬の写真家と言うよりも、野生動物を至近距離で撮影できる特殊能力を持った写真家、というイメージでした。
私が初めて買ったデジカメは、1999年に発売されたオリンパスのCAMEDIA C-2000zoomという200万画素のもので、岩合さんの写真展でもこのカメラで撮影されたものがありました。
『性能にこだわらないことにこだわる』というのはオリンパスに失礼かもしれませんし、前述したとおり、“明るいレンズ”や“軽さ”というオリンパスの性能が好きなのも事実です。
(カメラについてはまた後日・・・)