これまで使ってきた初代のE-M5がかなり傷んできたことと、【OLYMPUS】のロゴが軍艦部に刻印されたカメラがもう出なくなるかもとの心配もあり、(中古ではありますが)E-M1markⅡをオークションで落札。
MZD12-40mmf2.8PROレンズとのセット購入。
本体もレンズもほぼ新品状態であり、良い買い物をしたと思っております。
一番新しいものはmarkⅢなのですが、オンラインショップで28万円を超える価格では手も足も出ず・・・。
markⅡの評判が非常によく、写り自体はmarkⅢと同等とのことであり、この際思い切りました。新品markⅢに比べれば中古markⅡは半額以下。
手持ちのサイズはこのくらい(↑)。他メーカーのフルサイズ機に比べれば充分小型軽量です。
プロのカメラマンではありませんので、極限までスペックを求めるわけではなく、すでに持っているレンズ資産を殺さないためにも、オリンパスが現実的な選択肢でした。
どうやら同じことを考えている人が世間には多いらしく、E-M1markⅡは最近ずいぶん売れているそうです。もちろん新品は在庫限りですが。
写りの良さはスペックという数字的なものだけでなく、メーカーごとに“絵作り”という色合いの仕上げ方や方向性があり、個人的な印象で言えば、キャノンは“明るく幸せそうに写るカメラ”、ニコンは“風景を渋く仕上げるカメラ”という感覚を以前から持っておりました。フィルムカメラの頃には“絵作り”なんて概念はあまりなかったり、カメラマン次第だったり、現像の際の工夫だったりしたのですが、例えばオリンパスのデジカメは“青の表現が強い”との評判で、オリンパスブルーなどと言われたこともありました。
最近のオリンパスはさほど青色を強調している印象はなくなってきて、光学機器メーカーらしく“正確な絵作り”の方向性になっている気もしておりました。
さて、レンズ資産の話に戻ると、亡くなった父から譲り受けたフィルムカメラ用の旧瑞光レンズ、例えば G-ZUIKO AUTO-S 50mm f1.4 を装着してみてもさほど違和感なく使えるような気がしております。
父を思いながら撮影に出かけるつもりです(※コロナが収まってからかな…)
ちょいとストラップで迷走したのですが、ハンドストラップはしっくりこず、ベージュのストラップも安っぽく見えたため、今までPanasonicのLX100に付けていた赤いストラップをE-M1markⅡに使うことにしました。
(ずいぶん前に買ったAcruというメーカーのもの。本革製で色も質感も気に入っておりますが、Acruというブランドはすでに消滅したようです・・・)
道具は“大事に使うもの”ではなく、“しっかり使うもの”だと思っていますので、また何万枚も撮り歩いてみたいのです。
さて、カメラ本体の話ばかりでしたが、ちょうど本屋で【pen】という雑誌が目につき【21世紀写真論。】との見出しにつられての購入。
プロフェッショナルは、カメラのスペックについてさほど語りませんね。
素人が100万円のカメラで撮った写真と、センスの良いプロカメラマンが使い捨てカメラで撮った写真、どちらが良いものが撮れるか、そりゃあ考えるまでもありません。
内容はもちろん著作権の関係でお見せできませんが、どのページも個性的で印象的な写真ばかりです。
ただし有名写真家のものは凄すぎてとても真似はできず、真似をする気もありません。
私の心の師匠は某ブログを開設している方(↓)。
(おそらく女性のアマチュアカメラマン。ちょっと口が悪く、ブログタイトルからしてかなり挑戦的ですが、学ぶところの多い写真ばかりです。実はかなり以前から参考にさせていただいておりました。参考にはしますが、結局私には真似のできないことに変わりありませんが・・・)
勝手にリンクを載せたら叱られるかな・・・